テキサスの青い空。胸一杯に広がるテキサスの空の色が今何か満たされた気持ちにさせてくれる。
初めて参加した今回の交流では仕事上の出張や駐在で見たアメリカとはチョット違った
アメリカを見た感じがする。
印象に残っている沢山の中で一つ上げるとすればそれはUT,AustinでのNapier教授の講話である。
演題は「異見、偏見、西洋人の日本文化の見方」で、フランス印象派大家への
浮世絵からの影響に始まる近世西洋に於ける文化面での日本観の展開に関する教授の
研究の一端を紹介するもので、大変興味深いものであった。
しかし、このような形での言わばショウケース的な国情紹介を聞くにつけても改めて
草の根交流の大切さを感じさせられたところであった。
異文化交流には異見、偏見に至る前に未知、無知、無視の第一関門がある。
この壁を破るには出来るだけ多くの人々の相互訪問しか道はない。
入国審査の長い列に並び、街中にやたらと目につく星条旗を見るだけでも
ショウケースでは伝わらない異文化経験となるでろう。(字数制限でやや舌足らず)Unqte
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