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草の根通信Vol.55 国際草の根交流センター

協賛企業から
「はい、よろこんで!」の大庄です。
株式会社大庄管理本部広報室長今村憲二郎さん居酒屋「ジョン万次郎」「はい、よろこんで!」でおなじみの当社グループには、CIEにぴったりの「ジョン万次郎」という店名のレストランがあり、サミット大会のパーティでもご利用いただきました。異文化交流のなかでも「食」は一番身近なキーワード。今後も得意分野を活かして、CIEの活動をバックアップしていきたいと思います。

さてここで、当社の社会貢献活動をご紹介。当社では、新潟県佐渡市沖合の「海洋深層水」を原材料とするミネラルウォーター「佐渡C50」を製造販売しておりますが、売上1本につき1円を新潟県下の障害者施設などに寄付しています。一つひとつの施設に配分される額は決して大きなものではないのですが、「備品を購入できて助かっています」「施設の修理ができました」という丁寧なお礼状をいただくと、お互いの顔が見える地道な交流の大切さを改めて感じます。

事務局便り

万次郎ゆかりの町、フェアヘイブンを訪問
昨年末、ボストン市南部の町フェアへイブンを訪ねました。そこには現在でもホイットフィールド船長の家や、万次郎が通った学校などが当時そのままに残っていました。

とりわけ、荘厳な雰囲気のミリセント・ライブラリーでは万次郎関係の資料をたくさん目にすることができて、大変感動しました。

帰国後、渡辺理事長に報告しましたところ、
「フェアへイブンには、両陛下が皇太子・同妃殿下時代の1987年にご訪問になられたことがあり、深い印象を受けられ、このご訪問をきっかけとして私たちの草の根交流運動にも深いご関心を寄せておられるということでした。当センターからは、今でも宮内庁を通じて最近の活動を記した記録をお届けしています」
とのお話を伺いました。

大変ありがたく光栄に思うとともに、微力ではありますが、草の根交流の拡大・発展のために少しでも貢献していきたいと、新年にあったって決意を新たにしました。

事務局長 森 信之

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