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協賛企業から:NTTコミュニケーションズ
豊かな社会の実現と地球環境保全に向けて「全員参加型」の多彩なCSR活動を実現します。
NTTコミュニケーションズ 総務部CSR推進室 鴨池浩明さま
社員参加型CSRプログラムとして、「秩父棚田再生プロジェクト」をスタートしました。年計6回、田植えから収穫までを体験するものです。

以前、インターネット教室で連携したことのある、埼玉県庁の方からの紹介で、「NPO法人 秩父の環境を考える会」にご指導をいただきながら、希少な生態系を持つ秩父地区の「棚田の再生・保存」に少しでも貢献をしたいとの思いで取り組みを行っています。
絵本製作風景参加者は、古代米の無農薬栽培作業を通した「田植えから収穫作業まで」を実体験することや、棚田周辺での野鳥・昆虫・植物などの「自然観察」、さらには、郷土料理を通して農村の生活を知る「食」などを体験することにより、豊かな自然環境を保全することの大切さを体感し、学んでいます。また地域と都市部の交流を通して地域貢献にも取り組んでいます。


事務局便り:笑顔、笑顔、笑顔!
10月27日午後1時頃、ケンタッキーのルイビル中心街にあるシールバッハ・ホテルのロビーは、笑顔でいっぱいになりました。この日は、ケンタッキー大会の参加者が3泊4日のホームステイを終えてホテルに再集合する日。どの顔も見送ってくれたホストファミリーと楽しそうにニコニコ言葉を交わしています。
ホームステイに出発するまでは「英語でコミュニケーションできるか不安」、「心配で出発前の数日間は眠れなかった」という訴えをいくつも聞いていました。「そんなに心配しなくて大丈夫ですよ!」と、事務局側は自信たっぷりげに参加者にお伝えしていたものの、実は心の底ではそれなりの心配もしていたのでした。けれど、次々に到着する笑顔を見て、私たちの心配は杞憂だったことを確信。参加者の一人からは、「3日前にホストファミリーの車に乗って連れられて行く時は、『ドナドナ』の売られていく牛のように心細くて、逃げ出したい気分でした。でも、ホストの気遣いを感じ、単語を並べるだけでも気持ちが通じるのも体験し、最後は涙。普通の旅行ではけっしてできない貴重な経験でした」という言葉を聞き、実はフレッシュな(つまり草の根サミット大会初体験の)事務局職員である私は、大会の意義を改めて実感したのでした。
不慣れ故に行き届かない点も多かったと思いますが、「お客さま」ではなく、このサミット大会をいっしょに作り上げる「参加者」としてご協力くださった皆様、そしてこの大会を成功に導いてくださった寄附者やボランティアの皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました!

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