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事務局便り
アメリカ見聞録「2009春」
1.ミドルクラスが消える?
最近は格差社会が拡大し、大富豪と最貧層が増えミドルクラスが減少していると感じます。
米国の繁栄を支え、CIEの活動を支えてきた豊かなミドルクラスは、昨年のリーマンショック以降の経済破綻で、大きな痛手を負い、現在は不要不急の出費は避け、オバマ大統領の「チェンジ」による景気の回復待ちです。
米国は欧州や日本に比し、公的な健康保険制度が無く、公的年金の給付水準も低いため、企業の年金や保険で補完していますが、不況なので解雇されると途端に生活不安に直面します。
注: 年金生活者は確定拠出年金(401K)のため株や債券が値下がると年金資産が縮小(この半年で約40%も減額)。また、失業すると日本のような国民皆保険制度がないため、高額な医療費を前に治療を断念することにもなり  ます。一方、隣国カナダの知人からは、「最近心臓にペースメーカーを入れたが費用は電話代の6ドルのみ」と聞きま した。税金は高いが、社会保障が充実しており、生活不安はないとのこと。
2.マスク文化について
出発前には、TVや新聞で、ニューヨークやサンフランシスコでは新型インフルエンザ対策のため、皆マスクをしていると報道していましたが、現地では殆ど見かけませんでした。
アメリカ人(欧米人)のマスクに対する一般的認識(カルチャー)は:
「マスクは自分を感染から防ぐことは不可能だが、他人にうつさないためには有効。従って、マスクは他人に感染させないためにインフルエンザ患者がするもの。インフルエンザに感染したら人に迷惑をかけないように自宅で謹慎するべき。」
私は持参したマスクは一度も着用せずに帰国しました。
3.オーバーウエイト
今回の出張中も気をつけて、ダイエット飲料や、ノーカロリー表示の食事に努めた(?)つもりですが、 結果は3kg増で帰国。
いつも車で移動し運動不足もありますが、何故に太ってしまったのか?
米国の街角で見かける人も最近益々肥満度が増しているような気がします。
今回訪問した都市: レキシントン/ケンタッキー州、ボストン、ニューヨーク、ワシントンDC、トロント、シャーロック/ノースカロライナ、サンフランシスコ

ルーニーさん、ハーグリーブスさん、タエコさん、ポール・マルヤマさんに「感謝状」贈呈
2008年のケンタッキー大会のポスト・オプショナル・プログラムで、ワシントンDC地域、コロラド・スプリングス、ボストン・フェアヘイブンで、それぞれホームステイ・プログラムをコーディネートしてくださった方々に、CIEから感謝状を贈呈しました。ケンタッキー大会だけでなく、長年にわたり草の根サミット大会にご協力をいただいている方々です。
写真1: 感謝状を持つタエコ・フロイドさんとバレ・ハーグリーブスさん
写真2: 感謝状を持つポール・マルヤマさんと、南コロラド日米協会の理事の皆さん
写真3: 感謝状を持つジェリー・ルーニーさんとアヤコ・ルーニーさん。後ろはホイットフィールド船長の家

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