|
さて、今年のサミットはこの夏、“みちのく”宮城県で開かれます。ケンタッキー大会でのクロージングセレモニーでは「すずめ踊り」チームによる踊りを披露…。その躍動感に溢れた踊りは会場から大喝采を浴び、次期開催地としての“みやぎ”を強くアピールして参りました。県内各地には古い歴史とそれに根ざした神楽・能など伝統芸能や祭りなど沢山あり、多様な日本文化の一端を感じて頂くことが出来るでしょう。 大会のハイライトともいえるホームステイを絡めた地域プログラムについては、現在県下15の地域においてキーパーソンを中心にそれぞれの地域の特性とホスピタリティを生かした楽しい企画で準備を進めております。草の根レベルでいちどきに100名を超える米国からの市民訪問団を受け入れるという国際交流事業は、かつて経験のないことであり、我々関係者にとっては一つの挑戦でもあります。ですが、宮城では400年も前に、伊達政宗、またその家臣で慶長遣欧使節団を率いた支倉常長のように、海の向こうに目を向けた先人たちがいました。その先人たちの開かれた心と果敢なチャレンジ精神は今に生きる我々のDNAに引継がれている筈です。アメリカからの参加者の皆様には、地域での暮らしや風景を通して日本の『ふるさと』を体感して頂けるような交流を目指しています。出来るだけ多くの方々のお越しをお待ち申し上げます。 |