TOP > CIE財団紹介(理事長のご挨拶, 沿革)

CIE財団紹介

Foundation Profile

理事長のご挨拶

先の大戦終結から70年を過ぎた今日、我々の住む世界はこれまでになく不安定で不透明な様相を呈しています。深刻さを増すテロリズムや山積する地球規模の課題の前で、我々は身を守るために、内向きになりがちですが、同時に希望の持てる未来を切り拓くため、これまで以上に人類の叡智と勇気が問われていることを実感します。

このような時代だからこそ、国境を越えて人間同士の友情や信頼を育む努力を推し進めることが大切です。異なった社会に住む人間同士が交流し、相互理解を深めることの今日的意義は計り知れません。とりわけ、これまで長きにわたり交流を積み重ねてきた日本人とアメリカ人の信頼と友情は、日米両国にとって、かけがえのない財産であり、国際社会の将来に向けての価値ある公共財です。

1841年にジョン万次郎とホイットフィールド船長とが出会ったとの史実は国際草の根交流センター(CIE)の活動に歴史の重みを与えています。以来日米両国は、様々な試練に遭遇してまいりましたが、その都度困難を乗り越え、今や価値観を共有し、強固な信頼関係を築き上げるに至りました。私も外務省時代に様々な場面で日米交流の実務に携わってまいりましたが、その経験を通じ、私自身日本人とアメリカ人は相互理解を深めるのに最もふさわしい相手であることを確信しております。

日米交流のかけがえのない価値に思いを馳せ、日米国民間の相互理解が更に深まることを念じつつ、CIEの理事長として、皆様のご支援を得ながら当センターの活動のさらなる発展に力を尽くす所存です。

理事長 河野雅治